広大な北海道ならではの景色と体験ができる
15万坪(50万㎡)の広大な敷地に12種類約80頭の馬が生活する、まさに「馬のテーマパーク」。
でも、馬好きの人も、そうでない人も楽しめる施設なんです。
新千歳空港から車で約15分ということもあり、北海道に到着したらまず訪れるのもいいし、
旅の最後に訪れるのにも便利なスポットとしてオススメです。
アプローチからテンションのアガる 自然豊かな「馬のテーマパーク」
まず、車で入り口へと近づいていくと、到着する前から馬が放牧されているのが見えてきて、北海道らしい風景にテンションが上がります。
パークの中に入ると、沢山の木々が枝を広げ、芝生が敷き詰められ、気持ち良い空間が広がっています。
園内には、馬とのふれあいが出来るスペースや、観光馬車が周っていたり、子ども向けの遊具が設置されていたり、
レストランもあったり、過ごそうと思えば一日過ごすことも可能なくらい施設が充実しています。
なにより、とても広々としていて、人が沢山いてもまったく混んでいる感じのない、まさに穴場です。
車で駐車場に入ったり、カートで移動したりするときにまたまた驚くのが、園内の交通は馬優先だということ。
動物相手ですからね、ゆったり余裕をもった心で楽しみましょう。
観光馬車は外せません
さまざまなアトラクションがありますが、オススメは観光馬車(大人600円、子ども(3歳〜小学生)300円)です。
10人が乗れる大きな馬車を引いてくれるのは、体高1.6〜1.8mにもなるクライズデール種や日本ばん系種などです。
まずなかなか目にすることがないその大きさに驚きます。
背だけじゃなくて、体全体ががっちりしていて、本当に力がありそう。
普通に生活しているとサラブレッドやポニーくらいしか出会うことがないのだけれど、(そもそもそんなに馬と出会うこともないか…)
馬にもいろいろな種類がいるんだな、と当たり前のことに気付かされたりします。
馬車にのれば一周はおよそ10分。
緑の豊かな園内を巡るので、馬車のゆったりしたスピードと相まって、ゆったりした気分で楽しむことが出来ます。
ちなみにこの観光馬車、冬になって雪が積もれば馬そりに変わるそうで、これも楽しそうです。
かわいいポニーのショーが凄い!
ポニーショーもおすすめです。
ショーは1日2〜3回。ジャンピングや楽器の演奏、サッカーなど。
「ポニーにこんなこと出来るの!?」という芸を見せてくれて、楽しめること間違い無し。
ショー自体はおよそ20分で、終わった後にはふれあいタイムも設けられているので、
いろいろな芸を見せてくれた、スーパーポニーたちを間近で見ることが出来ます。
足が短いのがまたカワイイんです。
ポニーの小ささわかりますか?
競走馬を育成するノーザンファームの経営なので、引退したサラブレッドを見ることが出来るというの、
馬好きなら嬉しいものです。
やはり、走ることに特化して品種改良をされてきたサラブレッドは、姿形も美しく、それを間近で見られるというのは貴重です。
ちなみに園内は自撮り棒の仕様は禁止されています。
馬は憶病な動物なので、このルールは守りましょう。
自撮り棒可能でした。申し訳ありません。
北海道の食材にこだわったレストランもオススメ
この「ノーザンホースパーク」実はアトラクションだけじゃなくて食事も本格的なんです。
レストランは広々としていて、天井も高く、ゆったりした雰囲気。
使っている食材は北海道のものを厳選しています。
例えば、真狩産(まっかり)のハーブ豚を使ったポークソテー(1700円)などは、豚肉の旨味のある脂を味わうことが出来ます。
真狩産ハーブ豚のポークソテー 1700円
和食を食べたければ、数量限定のそば(900円〜)がオススメ。
使っているそば粉は北海道の地粉、それをパーク内で手打ちしているんだそう。
もりそば 900円
ちなみに北海道の、秋からは新そば(収穫直後で味と香りが強い)を食べることが出来るそうです。