ひがし茶屋街とは?
ひがし茶屋街は、金沢市の北側に南北約130m、東西約180m、
広さ約1.8haに渡って広がる、伝統的な町並みです。
1823年に加賀藩から許可を得て開かれました。
江戸後期から明治初期の伝統的な茶屋様式の建築物が残り、国指定の保存地区になっています。
そもそもお茶屋ってなに?
お茶屋とは、芸妓さんを呼んでお座敷遊びの出来るお店。
お座敷遊びとは、唄や三味線など、様々な教養を身に着けた芸妓さんとお酒を飲みながら楽しむもので
財力と教養が必要な遊びなのだそうです。(未体験なので伝聞ですみません)
ちなみに、多くのお店は一見さんお断りということで、かなりハードルの高い遊びです。
ひがし茶屋の楽しみ方
ひがし茶屋街には、現在も営業しているお茶屋さんが6軒あります。
しかし、お茶屋遊びはなかなか難しいので、楽しみ方としては、町並みや建物を見て回る、
かつてのお茶屋を利用した、お店やカフェを楽しむということになります。
日本酒の福光屋さんなどもあります
茶屋建築の見どころ
ひがし茶屋街のメインストリートは二番丁から東方向(卯辰山方面)を見るのがおすすめです。
石畳の通りと、両側に立ち並ぶ木造の建物が非常に絵になります。
建物の特徴は1階部分の細かな格子。
これは木虫籠(キムスコ:木の虫籠)と呼ばれるものです。
構造としては台形の細い棒を並べたものです。
通り側に広い底辺がきているために、外から見えにくく、中から見えやすいようになっています。
さらに、1820年に建てられたままの姿を残す「志摩」もぜひ見てほしいと思います。
ここは有料(大人500円、小中学生300円)で一般公開されています。
国指定の重要文化財にもなっている、貴重な建物です。
写真左側の赤い建物が「志摩」
着物を着て歩けば もっと楽しい
ひがし茶屋街を歩くと目立つのが、和服を来た女性の観光客。
確かに、絵になる街なので、着物を着て歩くと写真映えするのは間違いないです。
金沢市内には着物のレンタルサービスをしているお店もいくつかあります。
例えば、心結
こちらのお店であれば、5,000円(税別)〜1日着物体験が可能です。