猫の島ってどんなところ?
瀬戸内海に浮かぶ愛媛県の青島は猫たちの島として、日本だけでなく世界中の観光客から注目されています。
なんと島民10人以下のこの島には、200匹以上の猫たちが暮らしているんです。
そう、ここは猫好きにはたまらない天国のような場所なんです!
猫の島での楽しみ方
島での楽しみは何といっても猫へのエサやりです。
猫たちは観光客がフェリーを降りた瞬間からエサを欲しがって近寄ってきます。
島にはエサやり場が設けられていて、観光客は持ってきたエサを与えることができます。
野生とはいえ、猫たちはみな人に慣れているので、撫でたり、近づいて写真を撮ることも簡単。
かわいい姿を間近で観察する時間は猫好きにとってはたまりません!
島の中を探索すると、民家の日陰や神社の階段、さらには漁業用の網の中など猫たちは思い思いの場所でくつろいでいます。
どこに行っても猫と出会え、島で暮らす猫の様々な姿を観察できるのがこの島の魅力です。
海や山といった自然、港町ならではの風景でくつろぐ猫の写真、そしてエサに群がるたくさんの猫の写真といった、
他ではなかなか撮れないような写真を撮影できるでしょう。
そもそもどうして猫の島になったの?
元々無人島だった青島は江戸時代にイワシの好漁場であることが分かり、漁師が移住しました。
イワシ漁は1942年ごろが最盛期で約800人以上の人が住んでいたようですが、以降減り続け、
それと反比例するように近年自然と猫の数が増えてきたようです。
島へのアクセス
島への唯一の交通手段であるフェリーは一日に2便運航されていますが、第二便は第一便で島に渡った人を差し引いた人数しか乗船できません。
フェリーの定員は34名なので、1日に島に渡れるのは最大34人ということになります。
フェリー乗り場の駐車場については以下のリンクを確認してください
島での滞在時間は第一便に乗った場合は約8時間、第二便の場合は約70分です。
島には宿泊施設がないため、どちらの便に乗ったとしても、第二便の折り返しのフェリーに乗って帰ることになります。
第一便と第二便では滞在時間に大きな差がありますが、のんびりと猫観察をしたい方には第一便に乗って島に行くことをおすすめします。
しかし天候によってはフェリーが欠航することも。
特に冬は欠航が多いので要注意!
猫の島をより楽しむには?
島には自動販売機や売店のような食べ物、飲み物を売っている場所は一つもありません。
日陰もあまりないので、1日島で快適に過ごすには事前に水やお菓子、第一便で行かれる方はお昼ご飯を買って持っていった方が良いでしょう。
出したごみを持ち帰ることも忘れないでくださいね!
猫たちと遊ぶためには、おもちゃは必須アイテムです。
例えば猫じゃらしを使えば、普段はまったりしている猫たちの躍動感のある一面を見ることができます。
猫の写真を撮りたいと思っている方はぜひおもちゃを使っていいシャッタ―チャンスを狙ってください。