え、これもお菓子になっちゃうの!?日本の砂糖漬けは挑戦的
日本には、野菜を使った砂糖菓子があるって、知っていますか?
これが見た目は本当に「野菜」だし、味はおいしいお菓子だし、で日本のお土産に買って帰れば、
みんなを驚かせられること間違い無しの一品なんです。
これ全部、お菓子なんです
「梅鉢屋」は、江戸時代から続く伝統の砂糖漬け、「野菜菓子」を製造販売しているお店です。
下町にある小さなお店
「野菜菓子」とは、もともとは江戸時代の保存食として珍重されてきたお菓子でした。
(砂糖自体が貴重品だったからです)
東京にも、以前は何軒か砂糖菓子のお店があったそうですが、江戸の味を今に伝えるのは、現在ではこのお店だけです。
一つ一つ丁寧に手作りしたお菓子
作り方としては、その時々の旬の野菜を、材料ごとにカット、それを煮崩れしないようにカゴに入れ、
水の状態から数時間茹でていきます。
大きな鍋で何時間も煮ます
茹で上がったら少しずつ砂糖の濃度を揚げながら、数日かけて煮込んでいきます。
砂糖で煮込まれ飴色に これはショウガ
しっかり煮込んだ野菜は、鍋から上げてあと、手早く砂糖をまぶしていきます。
店の主人で職人でもある丸山壮伊知さんが言うには、煮込むときに、限界まで糖度を上げることによって、
煮上がった後もべとつかない、サラリとしたお菓子になるそうです。
商品は最もリーズナブルなもので7種類の野菜が入った七種(ななくさ)810円。
商品は購入から14日までが食べごろ。
保存食ではあるありますが、江戸時代に比べ、水分量を多めに作っているからだそう。
7種類が入った 七種(ななくさ)810円(税込み)
口に含めば、野菜の味わいと、砂糖の優しい甘さが口に広がります。
そして思った以上にみずみずしい。
歯応えはその野菜独特のものが残っていて、それぞれに個性を感じられのがまた楽しいです。
これはどんな味なのかな?と次々試してみたくなります。
すみだ川 小(9種類)1296円(税込み)
ゴーヤーや、フキなど日本ならではの野菜も楽しいし、日本のおみやげに最適ではないでしょうか。
他にも、豆を砂糖で煮込んだ「甘納豆」も「ほっこり」した味で美味しいですよ。
店内には12席カフェスペースがあり、イートインもできます。
抹茶には 野菜菓子を好みで選べる 抹茶648円(税込み)
スカイツリーのついでに、ソラマチでという方法もありますよ。